2015年7月時点でのパリのメトロの乗り方、事情(治安と切符購入方法)と自衛のためにしたこと
パリには約10日間滞在して、空港ーガレ・ド・リヨン駅の空港バス以外は全てメトロ(地下鉄)を使用。
※料金は2015年7月時点
※住んでいる方などは地下鉄の治安の悪さを嫌いできる限りバスで移動するという人もいるため、よく検討して自衛を行い利用する
■治安
よくはない。
実際にスリなど見かけることはなかったが、全員がしっかり自分のカバンから目を離さず、必要以上に密着しないで自衛していた。
出入り口では、出口から入ろうと試行錯誤する人や、人の後ろについて自動改札を抜けようとする人、ジャンプして抜けてしまう人などいた。
乗り換え通路では饐えたような臭いがすることが多く、明かりも最低限の箇所がある。
■カルネの購入方法
滞在中に見かけた限り、地下鉄の自販機には大きく3種類あった。
①ICカード(ナヴィゴ)チャージ用
②クレカしか受け付けないナヴィゴも切符購入もできるもの
③現金でもクレカでも購入できるナヴィゴも切符購入も購入できる画面タッチ式のもの
④現金でもクレカでも購入できるナヴィゴも切符購入も購入できる選択バーを回すもの
②~④どれでも切符の購入方法は変わらないが、④の選択バーは最初面食らう。画面の下についていて、上下に回すことでメニューを選択できる。区分けはそこまで意識せず、思いっきり画面をタッチして反応しなければバーを探すというアバウトな方法で向き合った。
最初に画面下にある「English」を選択
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「Ticket+」と大きく書いてある項目を選択
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大人か子どもかを選択するので上にある「~full」と書いてある項目を選択
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枚数を選択する画面になるので、123456…と枚数選択の下にある10枚(14.1€)を選択する
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最後に確認画面が出てくるので、右下のボタン(旧式は物理ボタン)を押下して支払い
■検札
基本的に自動改札に通した最初の1回のみだが、シャトレ駅などの大型駅だと他の路線に乗り換えるために何回か自動改札をくぐらなくてはいけないので、目的の駅について出口を出るまで切符は捨てないこと。
■地下鉄で自衛のためにしたこと
- ブランドバック・紙袋を持ち込まない
- 大きな荷物やブランド紙袋はエコバックに入れて中身をわかりにくくする
- 肩掛けできる小さな布製のバッグをわきの下に挟み、その上から上着を羽織る(引ったくり対策)
- バッグのポケットには何も入れない
- バッグのチャックはフックで他の金具部分と繋げ、すぐに開けないようにする
- 特にスーツケースを持ち込むときには、意識が分散しがちになるので持ち込む他のバッグは南京錠をつける
- バッグのチャックは電車内では開けない
- できる限り補助椅子でもいいので座る
- 座れないときは壁を背に(社内を見渡せるように)立つ
- 日没後には乗らない
旅行者である雰囲気は隠しようがないため、開き直って最大限見苦しいくらい自衛した。一番大事なのは自分の命で、二番目である貴重品にはいざというときそこまで意識を払えないため、余裕のあるうちに最大限の対策を、ということを心がけた。